お家で育てるにんにくの専用の個別ガイドブックです。現在「関東」の気候に合わせてお世話カレンダーを最適化しています。毎日のお世話の目安にしましょう。
家庭菜園で発生しやすい代表的な病気や害虫への対策です。適切な予防と早期発見が美味しい収穫の第一歩となります。
【症状】にんにくの成長期、葉面に赤サビをふりかけたような無数のオレンジ色の斑点が現れ、全体に広がり弱まります。
【対策】さび病の初期葉はハサミで切って廃棄。さび病の予防力アップとして、冬の間のマルチカバーを行い泥跳ねを防ぎ、酸性の強い古い土への植え付けは避け、石灰を十分に混ぜておきます。
【症状】にんにくの収穫直前(梅雨頃)、多湿により地中のにんにくの球から異臭がし、根元が黒ずみ溶けます。
【対策】梅雨に入る前、葉っぱの先が「全体的に3分の2ほど黄色く枯れてきた晴天日」をカレンダーで狙って、土がカラカラの状態で収穫します。雨中・雨上がりの収穫は絶対に行ってはいけません。
地域に合わせた月別の育て方ガイドです。 (🟢は現在の月)
同じ科やお野菜別の基本の植え付け、日々の管理、収穫時期までの実践ステップです。順を追って丁寧にお世話を行いましょう。
にんにくは秋に植え付ける長期栽培の野菜です。鱗片(クローブ)は皮付きのまま、尖った方を上にして深さ5cm程度にまっすぐ植え付けます。逆さに植えると生育を著しく阻害します。※植え付け直後に秋の長雨が続くと、土の中が過湿となって発根前に腐るリスクが高まります。お世話予報で天候が安定し、土が乾いているタイミングを見極めて注意深く定植してください。
にんにくは球を太らせるために冬の低温を経験する必要があります。春になり生育が再開する頃に初期の追肥を施しましょう。また、春先に伸びてくる花茎(にんにくの芽)は早めに摘み取ることで、球への養分集中を図ります。※春先はにんにく最大の敵である「さび病」が多発しやすい時期です。お世話予報で低温多湿や長雨が予測される際は、風通しを高めて土壌の過湿を徹底的に防ぎましょう。
にんにくは生育後半に肥料が残りすぎると球の肥大が遅れるため、後期の追肥は避けて過肥を防ぎます。また、土が湿りすぎると根腐れやさび病のリスクが一気に跳ね上がるため注意しましょう。※雨が降り続きやすい不安定な時期は、土壌が過湿に陥りやすくなります。お世話予報で降雨量が多くなりそうな時は、泥水が畑に溜まらないように事前に通路や排水溝を整備することが大切です。
全体の葉が緑から3〜5割ほど黄色く枯れてきたら適期のサインです。梅雨入り前の晴天が3日ほど続いて土がしっかり乾いた日を厳選して掘り上げ、収穫後は風通しの良い日陰に3〜4週間吊るして乾燥(キュアリング)させます。※土が濡れた湿気た状態で収穫すると傷みやすくなります。お世話予報で数日間しっかり晴れマークが続く時期を選び、必ず梅雨が始まる前に収穫を完了させましょう。
栽培中によくあるお悩みやご質問についてまとめました。お世話のヒントとしてお役立てください。