お家で育てる長ネギの専用の個別ガイドブックです。現在「関東」の気候に合わせてお世話カレンダーを最適化しています。毎日のお世話の目安にしましょう。
家庭菜園で発生しやすい代表的な病気や害虫への対策です。適切な予防と早期発見が美味しい収穫の第一歩となります。
【症状】ネギの葉の中(空洞)に小さな青虫(ネギコガ)が潜り込み、内側から皮を擦り剥くようにかじり倒します。
【対策】葉に小さな白〜薄い穴があいていたら、中にネギコガがいるサインです。その葉を平らに潰して中の虫を圧殺するか、葉を縦にそっと割いてピンセットで中の幼虫を取り除きます。
【症状】ネギの白い土寄せした部分(軟白部)に雑菌が入り、ドロドロに溶けて首からポッキリ倒れて枯れます。
【対策】ネギの「土寄せ」作業(白い部分を伸ばすために土を盛る)は、必ず「晴れて土がさらさらと乾燥している日」に行います。濡れてジメジメしている泥土を盛り上げると、ネギは窒息・カビ腐りします。
地域に合わせた月別の育て方ガイドです。 (🟢は現在の月)
同じ科やお野菜別の基本の植え付け、日々の管理、収穫時期までの実践ステップです。順を追って丁寧にお世話を行いましょう。
長ねぎは植え付け時に深さ20〜30cmの深い溝を掘り、苗を立てかけるように並べて植え付けます。初期は根の部分にだけ土を薄く被せ、生長点は絶対に埋めないようにするのが重要です。乾燥に強い反面、非常に根腐れを起こしやすい野菜です。※植え付け直後の低温や長雨の予報がある時期は、過湿で苗が腐るリスクが高まるため、お世話予報で天候が安定する晴天日を選んで定植しましょう。
定植から1ヶ月後、最初の土寄せ(第1回土寄せ)と追肥をセットで行います。化成肥料を薄く均一に撒いた後、新しい根の成長を促すために優しく土を乗せていきましょう。この際も、急に生長点(首元)を土で完全に埋めないよう厳重に注意します。※春から夏にかけての長雨や多湿の時期は、根腐れを発生させ一気に株が不調になりやすいため、お世話予報に沿って、土が十分に乾いている晴れた日に中耕土寄せを行ってください。
生長に合わせて2回目、3回目の土寄せと追肥を段階的に繰り返します。土に隠れた茎の部分を遮光して白く長く育てる『軟白化』が長ねぎ栽培の醍醐味です。草丈が高くなってくると風で倒れやすいため、首元までしっかり土を寄せて補強します。※台風や大雨など強風雨が予想される前には、お世話予報を確認のうえでしっかりと土を寄せて倒伏を防ぎ、同時に畝の横に深い排水溝を整備して水だまりを完璧に防ぎましょう。
白い軸の部分が十分に太く育ったら収穫時期です。茎を引き抜こうとすると途中でポッキリ折れてしまうため、必ず周囲の土をスコップ等で深く掘り上げてから優しく抜き取ります。霜が降りて土がカチカチに凍る本格的な冬が来る前に収穫しましょう。※雨上がりなどの湿った土を掘ると根元が傷みやすくなります。お世話予報で数日間しっかり晴れマークが続くよく乾燥した日を選び、日中の温かい時間帯に一気に掘り上げます。
栽培中によくあるお悩みやご質問についてまとめました。お世話のヒントとしてお役立てください。