お家で育てるいちごの専用の個別ガイドブックです。現在「関東」の気候に合わせてお世話カレンダーを最適化しています。毎日のお世話の目安にしましょう。
家庭菜園で発生しやすい代表的な病気や害虫への対策です。適切な予防と早期発見が美味しい収穫の第一歩となります。
【症状】甘くなったイチゴの実を、夜な夜な現れるナメクジが穴を開けてかじってしまい、実は灰色のカビに覆われます。
【対策】いちごの実が「直接、泥土に触れないようにすること」が最大の病害虫&カビ対策です。必ず「イチゴ専用敷き藁」「マルチシート」を実の下に敷き、実を持ち上げて日光に当てます。
【症状】暖かくなるとともに、緑の美しい葉に白い粉状のカビ(うどんこ病)が発生したり、アブラムシが花の周りに群がります。
【対策】「ニンニク」をお隣に植えておくと、ニンニクの強い揮発成分や根っこの有益菌がイチゴをうどんこ病やハダニの猛威から守り、実が最高に甘くなります。傷んだ黄色い古い葉は毎週カット。
【症状】来年用の苗をとるランナー時期、暑さと湿気で子株にえぐれた黒い病斑ができ、全体が立ち枯れます。
【対策】子株のプランターは雨が直接当たらない、風通しのよい軒下に置いて育成。ハダニを追い出すために、霧吹きの水で葉をしゃきっと洗い、敷き藁をたっぷり施して湿度を整えます。
【症状】自慢の赤いいちごの実、または白い花の部分が濡れ、そこへ綿毛のような灰色のフワフワしたカビがつき、グズグズに腐ります。
【対策】プランター植えなら長雨のあいだ、一時的にテラスやビニール屋根の下に緊急避難させて乾燥気味に保ちます。泥が跳ねた実はその日のうちに優しく拭き取るか、諦めてむしり取り処分します。
【症状】空気が乾燥しきると、葉っぱの裏側にクモの巣のようなミクロの極小ハダニが粉塵のように大発生し、葉全体の水分を枯らします。
【対策】お風呂上がりにスプレーで、イチゴの葉の下から吹き上げるように「葉の裏」に向けてシャバシャバ毎朝霧吹きを行います。また、ナメクジ避けの缶ビールで作ったミニ罠を離した場所へ設置。
地域に合わせた月別の育て方ガイドです。 (🟢は現在の月)
同じ科やお野菜別の基本の植え付け、日々の管理、収穫時期までの実践ステップです。順を追って丁寧にお世話を行いましょう。
イチゴの苗は株元にあるふくらみ「クラウン」を絶対に土に埋めないよう浅く植えます。また親株と繋がっていたランナーの刈り跡の反対側に実がつくため、刈り跡を畝の内側に向け、実が通路側に垂れるよう向きを揃えて定植します。※お世話予報で急な冷え込みや長雨、突風が予想される日は、活着不良や立ち枯れを招くため天候回復まで定植作業は延期してください。
イチゴは冬の厳しい低温に一定時間遭遇することで休眠が打破され、春に健全な花芽が育ちます。春に葉が動き出したら、窒素肥料は極力控えめにし、マルチを敷きます。※お世話予報で開花後に急な遅霜(強い霜)が予想される際は、大切な花芽が一瞬で黒く枯死して実がならなくなるため、必ず不織布やトンネルを被せて厳重に防寒保護してください。
春の開花結実期には、泥はねや実が直接土に触れて発生する「灰色かび病」を完全に防ぐため、株元にマルチや敷き藁を完璧に敷き詰めます。乾燥は実の矮小化を招き、過湿は病気や根腐れの原因になるため安定した湿り気を保ちます。※お世話予報で春の大雨や嵐、急な暑さが予測される際は、病気の急増を防ぐため畝の排水溝を深く整備してください。
実が全体的に真っ赤になった完熟イチゴを、果実に触らずヘタの少し上の軸部分をハサミで優しくカットして朝のうちに収穫します。収穫後は、伸びてくるランナーから健康な子株(太郎を避けた次郎や三郎)をポットで受け、来季用苗を育てます。※お世話予報で大雨が予想される日は、果実のふやけやカビを完璧に防ぐため、雨が降る前に全て収穫します。
栽培中によくあるお悩みやご質問についてまとめました。お世話のヒントとしてお役立てください。