お家で育てるブロッコリーの専用の個別ガイドブックです。現在「関東」の気候に合わせてお世話カレンダーを最適化しています。毎日のお世話の目安にしましょう。
家庭菜園で発生しやすい代表的な病気や害虫への対策です。適切な予防と早期発見が美味しい収穫の第一歩となります。
【症状】植え付け直後から、白肌のアオムシ(モンシロチョウの蛹)が集まり、中心部の一番美味しい新芽(頂花蕾の元)を食べ尽くします。
【対策】ブロッコリーはアブラナ科の最強のご馳走。定植した日に、不織布、防虫ネットで100%隙間なくシャットアウトします。定植前に苗を木酢液希釈液にドブ漬けするのも最高に効きます。
【症状】春、モンシロチョウがひらひらと寄ってきては葉に小さな黄色い弾丸型の卵を産み、アオムシがレース状に食害します。
【対策】葉の裏にみっちり付いた黄色の点(チョウの卵)を手でプチプチと潰して回ります。またはコンパニオンプランツとしてキク科の「レタス」やセリ科の「人参」を植えて飛来を混乱させます。
【症状】秋、昼間は土のなかに隠れるヨトウムシが大発生し、夜中に葉を一気に骨組みだけにするほど食欲旺盛です。
【対策】株元にコーヒー粕や、砕いた卵の殻を敷くことでヨトウムシが這い登りづらくします。初期(1齢)のうちは葉裏に十数匹でまとまっているので、その葉ごとちぎって袋に入れて駆除します。
地域に合わせた月別の育て方ガイドです。 (🟢は現在の月)
同じ科やお野菜別の基本の植え付け、日々の管理、収穫時期までの実践ステップです。順を追って丁寧にお世話を行いましょう。
ブロッコリーは深く根を張るため、定植前に土を深く耕して排水性を高めます。活着期は過湿に弱いため水のやりすぎに注意しましょう。アオムシやコナガ等の深刻な害虫害を防ぐため、植え付け直後から防虫ネットで覆うのが鉄則です。※お世話予報で残暑の厳しい高温日が予報される時期の定植は、初期の乾燥で苗が極度にしおれやすいため、寒冷紗等で遮光して地温上昇を防ぎましょう。
定植2〜3週間後に最初の追肥を行います。窒素肥料が多すぎると軟弱に徒長し、結実する花蕾が緩くなってしまうため過剰追肥は厳禁です。葉が外へ大きく広がるため、周囲を除草して風通しを常に確保しましょう。※お世話予報で高温や乾燥が続く場合は、つぼみが変色して品質が低下しやすくなります。土壌が乾燥しきらないよう、夕方に十分な水やりを行ってください。
株の中央に顔を出す主花蕾が肥大する時期です。後から伸びる側花蕾(わき芽)へ潤沢な栄養を送るため、主花蕾の下の大きな葉は切らずに大切に残しましょう。※お世話予報で急な高温や乾燥、強風が予測される際は、つぼみが一気に開いて開花(黄色化)しやすいため注意します。また、長雨や低温時は黒腐病が発生しやすいため、畑に水が溜まらないよう排水溝の整備を徹底してください。
主花蕾が引き締まり、粒が細かいうちに外葉を数枚つけて鎌等で切り取ります。主花蕾の収穫後も、葉の付け根から側花蕾が次々と伸びるため長期間の継続収穫が可能です。切り口の腐敗を防ぐため、晴天の日のよく乾いた涼しい朝に収穫を行いましょう。※お世話予報で予想気温が高い日が続く際は、花蕾の黄色化(開花)が急激に進むため、通常よりも早めに「若どり」での収穫を完了させます。
栽培中によくあるお悩みやご質問についてまとめました。お世話のヒントとしてお役立てください。